アルカリ洗浄液とはなんなのか

アルカリ洗浄液って耳慣れない言葉だと思います。これはアルカリ性を示す洗剤のことです。通常の洗剤は中性を示す中性洗剤といい、包み込むようにして汚れを衣類や物から落とします。洗剤の中で洗浄作用を示す成分は界面活性剤と呼ばれ、これは水に馴染む親水性の部分と油や汚れに馴染む親油性の部分がいっしょになっています。

これにより、汚れを水に溶かし出して洗うことができます。一方、アルカリ洗浄液は強いアルカリ性を持って汚れや油そのものを水に溶ける形に変えることで、水洗いができるようにしたものです。洗浄力は強いので頑固な汚れや、金属表面の洗浄にも用いられます。アルカリ洗浄液は強いアルカリを示すので、弱酸性の皮膚や粘膜には有害です。

特に目はアルカリが入ると失明する危険性があるので、使用する際は必ず保護手袋とゴーグルが必要です。又、金属の中には強いアルカリで溶け出すものもあります。サッシに使われるアルミニウムはこれに当たり、アルカリ洗浄液を使うと汚れや傷ごと表面を溶かすことでピカピカになります。他には溶ける部分と溶けない部分を作って溶ける所を溶かし、パターンを基盤上に作るエッチングにも利用されています。

扱いを間違えると危険なものですが、その強い洗浄力が魅力なのがアルカリ洗浄液です。もし人体に付着したら、すぐに大量の流水で30分以上洗浄し、専門医にかかりましょう。そして使用前に必ず注意事項を確認し、保護具を揃えてから使うようにしましょう。

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