最近は、都会の便利な暮らしを後にして離島暮らしをしている方たちがインターネット動画などでよく配信されるようになってきました。中には有名な大学を卒業したのち大手証券会社や貿易会社などに就職して、恵まれた立場と地位を捨てた人もおられます。それでそのような人たちに励まされて「自分たち家族も離島暮らしをしたい」と願う人が増えてきました。しかし、離島暮らしを行うには良い計画と準備が非常に大切といえます。

では、具体的にどのように行えるのでしょうか？まず、家族でよく話し合うことです。自分立場なぜ移住をしたいのか、移住後はどのような生活を思い描いているのか、寒い地方がいいのかそれとも暑い地方が良いか、現在の預貯金はどのくらいで生活費は毎月どれくらい必要か、といったことを話し合うのです。さらに、ご自身の性格についても分析することは重要です。例えば、極端に人づきあいが苦手で、新しい環境になじむのにかなりの時間がかかる、順応性がない、何でも完ぺきにこなさないと気が済まないという人は離島暮らしには向いていないかもしれません。

自分は大丈夫と思うのであれば、実際に島に行ってみて下見をしてみるといいかもしれません。地元の物価や人々の様子や地域の習慣交通の便、学校や病院や銀行などの数と位置をチェックすることも大切です。実際に移住した人たちの意見や経験を参考にするのもお勧めですし、区役所などで相談するのもおすすめです。