田舎暮らしに憧れる人は昔から多くいましたが、ネットが普及した現代、離島暮らしもその選択肢になっています。都会からどれだけ離れていたとしても出来る仕事は多く、つまり隠居ではなく現役でありながら離島暮らしが可能なのです。テレワークが出来る業務であれば基本的に家から可能なため、離島暮らしをしていても原理的には可能となります。実際にはたまの出社や緊急時対応など、本当に駆け付けられない場所にいるというのはリスクではあるのでどこでも可能という訳ではありませんが、憧れる人は多いでしょう。

島で暮らしていると不便な事もある一方、楽しみもあります。その一つはやはり、海に囲まれている利点を生かした釣りではないでしょうか。釣り好きであれば周囲のどこでも釣り場になる、離島は楽しいものです。都会ではない田舎という部分でも、人間関係に煩わされない気ままさがあります。

移り住む場合には交流が確立するまで大変かもしれませんが、腰を据えて協力するべきものは協力していけば、仲間に入れてもらえるはずです。問題はネットが何かのタイミングで隔絶してしまった時などで、台風などが想定されますが、どうにもならなくなります。そのリスクと、急ぎで出社しなければならなくなった時の困難さをどれだけ天秤に掛けられるかが、離島暮らしのメリットとデメリットになるのです。文明化の進んだ日本においてもこれらの選択肢が残っている事を考えれば、贅沢な悩みでしょうか。