離島暮らしをするにあたって

離島での暮らしは、陸続きの田舎とはちょっと違ったものになります。これまでの人生で田舎での生活を送った経験のある方でも、実際に現地で暮らしてみればその違いに驚くことも少なくないでしょう。その驚きを新鮮と感じる一方で、不便さも同時に覚えることもこの先あるかもしれません。そんな風に後で転居先を間違えたとならないように、事前の準備や心構えをしっかりしておくべきです。

移住して離島暮らしをするケースでよくぶつかる問題としては、衣食住から人間関係までさまざまな物があります。現地では基本的にアウェイになるため、そうした問題も自力で解決しなくてはいけなくなります。したがって物質的な物だけでなく、メンタルの強さもある程度必要になりますのでそちらも覚悟した上で引っ越しましょう。また島内は自販機の数から買い物できる場所まで、これまでの生活と比較にならないほど不便さを感じるようになります。

当然コンビニや飲食店も少ないので、自炊ができなかったりする方はかなり苦労するかもしれません。そして本島では当たり前に手に入れることができる物資も、離島暮らしでは貴重品になる可能性があります。天候によって定期船の運行がストップすれば、数日から数週間の間物がまったく手に入らない状態になることも珍しくありません。したがって必要な物はあらかじめ多めにストックしておくようにしましょう。

移動も公共の乗り物が少ないため、通常は自家用車での生活になります。離島暮らしをするからには、そうした移動の足を確保しておくことも重要になります。免許や自家用車のない方は、本島にいる間にそちらの準備もしておくようにしましょう。

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